タイSETは反発<ASEAN市場> ASEAN経済通信

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タイSETは反発

 22日のアジア株式市場は買いが優勢。タイSET指数は反発。不敬罪を問われていたタクシン元首相に対して無罪判決が下ったことを受け、政治的な不透明感が後退し、買いが優勢となった。ただ、ジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の講演を控えた様子見ムードもあり、買い一巡後は伸び悩んだ。このほか、フィリピン総合指数は続伸、ベトナムVN指数は5日ぶり反落、マレーシアKLCI指数は続伸、シンガポールST指数は4日続伸、ジャカルタ総合指数は続落。(X)

アセアン通貨は軟調
 前週のアセアン通貨の対米ドルレートは、軟調に推移した。8月の米製造業PMIの改善などを受け、9月の米大幅利下げ観測が後退し、ドル買いが優勢だった。週足ベースでは、ベトナムドンが4週続落。22日に1米ドル=2万6437ドンまで売られ、最安値を更新。シンガポールドルは3週ぶりに反落。22日に1米ドル=1.2902Sドルまで値下がりし、3週間ぶりの安値となった。インドネシアルピアも3週ぶりに反落。22日に2週間ぶりの安値を付けた。このほか、タイバーツは続落、フィリピンペソは3週続伸、マレーシアリンギは3週ぶりに反発した。(U)

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